躾について Ⅰ

生き物の “躾” とは きっと永遠の悩みだと思います

“躾” と “教育” の違いは無意識下での行動の違いで これは大人の人間でも “教育” によって ある程度は立派な人格を形成する事は出来ますが ‟躾” がキチンとなされていないと 無意識の内に 周りの人達に 違和感を与えたりします

私自身 親からの躾は厳しかったんですが その後の色んな教育が失敗だった事もあり 周りの人々に迷惑を掛けてきた気がして 今は反省の日々です…  

これは ペットとしての生き物に対しても同じで “躾” をキチンと行えば その後の永い付き合いを お互い快適なものにする事ができます

只 間違って頂きたくないのは 特に動物達(今回は犬に限定させて頂きます)に対する躾に関して 特別な事が必要と思わないで欲しいんです


“特別な事” とは 犬だから…と言う意識を消して欲しいんです


子犬が我が家にやってきました 彼にとっては 親元を離れ 不安で一杯の中 生きていく為に 一生懸命に新しい “群れ” に馴染もうと媚を売ります

この状態での “躾” が一番効果的なんですが 可愛い盛りの状態ですんで どうしても おざなりになってしまいます

彼の世界は 今部屋の中だけですので その中で本能である ‟狩り” の技術を磨くべく 励みます 自慢げにクッションを破壊してみたり 柱をかじってみたり…

せめて ここで “躾” をキチンと施せばいいのですが ここでほとんどの人間は 彼を ‟特別扱い” してしまいます

犬だから…

そして 家族同然で生活していた中で 躾をされぬまま ある日突然 彼は 鎖に繋がれ 家族と同じ空間から引き離されます…


「犬だから 大きくなったら 外で…」

彼は何故こんな状態になったのか 全く理解出来ません 今まで一緒に暮らしていた “群れ” から追い出されてしまいました…

「寂しい…怖い…寒い…暗い…」彼は 無意識に鳴きました

「うるさい!」

彼の居場所は もっと離れた場所に…そこは 狩りの練習をする事も出来ず 自由に動く事も出来ず…



自分以外の生き物と共に生活するという事は キチンとした覚悟が必要です これは 我が子 恋人 伴侶 ペット 全て同じです

少なくとも その生き物と自分自身の “自由” に制限が加わります

自分自身の自由だけを優先すると 必ずその生活は 破綻します

この位の事は ほとんどの人間は 教育によって理解しているはずで それによって “家族” と言う団体が形成されていきます


その 家族間の自由は皆 平等なはずです

家族として迎え入れた “生き物” に関して “特別な事” は必要ないはずです

先ず 安心出来る環境の中で お互いの自由を削りあって お互い “躾” “教育” を行うはずです

いう事を聞かない 我が子 恋人 伴侶 を 鎖に繋いで 外に放置すれば これは 立派な “犯罪” です





あなたが 突然ある日 鎖に繋がれ 外の小屋に放置されたら あなたは まともな精神状態を 維持出来ますか?

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