家族の変化Ⅲ
彼にとって楽しい時間は長くは保てません さすがにうちには結構デカい家族が4匹も居ます 辛い気持ちを押し殺し 彼にお詫びをし 泣く泣く また彼を リードと柵に繋ぎ 後ろ髪を引かれる思いで公園を後にしました... 家に帰り ふと自分の行動を振り返ってみました 「これでは 彼を捨てた飼い主と一緒では...」 これは私の想像ですが 元の飼い主も 彼の身体的障害に気付き このままでは自分の生活に支障をきたすのでは...それでも 目の見えない彼を 適当に 放したら 間違いなく 命を奪う事に... 最低限の愛情だけはあったと信じたいです 早速 行きつけの獣医に連絡を入れてみると「目の見えない個体は 恐怖から気性が荒くなりやすいから 飼うのは止めた方がいい」と... でもうちには立派な家族が居ます 彼らがきっと教育してくれるはず! 翌朝 早朝 彼は うちの家族になりました 障害に負けず 元気に育って欲しくて"ブン太"と命名しました それからの彼は 障害などものともせず また優しい家族のお陰で ホントに優しく 元気に育ってくれました 病気一つせずに... 彼のこの元気さが 今回の悲劇の始まりでした... 見た目的に 若干痩せてきた事と 余り走り回らなくなった事 たまにヘンな咳をする事... 彼を初めて 病院に連れて行きました 「心音に雑音があります」 獣医はまず フィラリアをうたがいましたが 陰性でした 血液検査の結果 「痩せた原因はアルブミンと言う血液の成分の値が低く これはタンパク質を作る成分だから これによってタンパク質の形成が滞っている」と... 「ただ 基本的には心不全を患っているようなので この薬を飲ませて 様子を見て下さい」... 薬を飲ませると 彼は 激変しました... 横になる事も出来ず ずーっと立ったまま 激しい呼吸を繰り返してしまいます... 早速 獣医に連絡を取ると「じゃあ 服用を中止して 様子を見て下さい」 私は服用を中止し 薬の薬効や副作用を調べました 頂いた薬は 基本的には人間用の利尿剤ですが 用量を間違えると 心臓に非常に負担が掛かると... もう獣医への信頼はなくなりました... 自分で色々調べ 食事も手作りに切り替え 何とか 少し元気を取り戻し始めました...