マグナ君 バージョンアップ
昨年末から年始にかけて 去年仕上げた マグナ君の大改造の依頼を受けました
前々から エンジンの始動性に関しての不調を嘆いておられ(ボアアップしてあるエンジンの為 セルの力が充分ではなく また バッテリーの容量を上げる事も スペース的に厳しい…)キックペダルの増設 をお願いしたいとの依頼でした
キックペダルを取り付けると言っても そう簡単な事ではなく 色々調べてみましたが クランクケースを割る必要があり そうなると 完全にエンジン分解という 無茶な作業となってしまいます そんな中 ネットを検索していた際 ボアアップ済マグナ50エンジンがヤフオクに出品されていまして よく見るとキックペダルが付いています!
始動確認済との事でオーナー様との協議の結果 このエンジンに換装との結論に達し 早速購入 年末の31日無事換装!と相成りました
積み替え作業は順調に進み キャブまで取り付け 早速エンジンの火入れ! あっけなくエンジン始動!
では 軽く試乗でもしてみようとの事で クラッチを握り ギアを1速に…
プスン…
クラッチが切れません…
調整しても 全く埒が明きませんので オイルを抜いて クラッチカバーを外してみます
カラン
何か折れた部品…
何とクラッチを押す テコの支点となるカムの軸受けが折れています…
これではクラッチが切れるはずもありません
流石に12/31でしたので 今回の作業はここまでにして 残りの作業は年明けに となりました
年明け 早速クラッチカバーを仕入れ ついでにクラッチも現状の強化クラッチを移設しようと思いまして 分解してみると…
何と純正強化のクラッチ板1枚より更に強化のクラッチ板3枚の物が組み込まれていました! これは明らかにこっちの部品を使った方が良いようです
確かにこのエンジン 吸気ポートは拡大されていますし マニホールドはキタコ製のが付いていまして 排気量は不明なんですが ただならぬ気配を感じていました
全てを組み込み 先ずは純正のキャブ(と言ってもカブ50のキャブです…)でエンジン始動!普通に走れますが スローが薄く 大したパワーも出ていない感じです カブのキャブは スロー調整が出来ない構造になっていて ニードルで濃いめにはしていますが このままだと最悪 エンジンブローの危険もあります
折角のデカポートなんですし 純正キャブでは純正のマニホールドしか使えませんし この際と言う事で レーシングキャブ取り付けまでやってみました
使用するキャブは ミクニのVM22 このキャブは当初うちのシャリー君でも使っていまして セッテイングが出しやすく 価格もリーズナブルで気に入っていました 難点はスロー調整のスクリューがキャブの下側についていて いちいちキャブを取り外さないと調整出来ない点です しかし おおむね110cc位までのエンジンにはベストマッチのサイズですので 今回こちらを購入してみました
キットに入っていたマニホールドは いかにも安っぽい造りで 2次エア吸い込みの危険もありましたので キタコのマニを使い 先ずは吊るしの状態(スロー1.5回転戻し)で組み上げ エンジン始動!

圧縮比が上がった場合キック取り付けは必須の様です
問題無く掛かりましたが アクセルの付きが悪く 下で薄い様です
スローの戻しを1回転にしてみますと 若干アイドリングで排気が臭いので 少し濃い様です
間をとって1.25戻しで 先ずは試乗です

ミクニのVM22です 本当に懐の広いキャブです
うちのシャリー君程ではありませんが 十分のトルクに 流石HONDA製のエンジンですので 振動は穏やかです
これまでのマグナ君の5割増し位のパワーが出ています
キャブに関しましても ジェット類の交換の必要は無さそうで このままでアバウトなセッティングは出ている様です
クラッチも全く滑りは感じられなくなり いかにも 走ります! ムード プンプンになりました
ただ パワーが余りにも上がったお陰で ギア比が 合わなくなりましたので フロントスプロケットを13丁から15丁へ…
少々難儀しましたが これにて完成となりました
折角なんで あちこちを磨き上げ 二十歳のお嬢さん へ納車となりました(依頼人は彼女の父親…)

過去の苦労が懐かしく思えます
途中 ギックリ腰に見舞われ3日程寝込んでしまいましたが 出来上がりには大満足の年始となりました
前々から エンジンの始動性に関しての不調を嘆いておられ(ボアアップしてあるエンジンの為 セルの力が充分ではなく また バッテリーの容量を上げる事も スペース的に厳しい…)キックペダルの増設 をお願いしたいとの依頼でした
キックペダルを取り付けると言っても そう簡単な事ではなく 色々調べてみましたが クランクケースを割る必要があり そうなると 完全にエンジン分解という 無茶な作業となってしまいます そんな中 ネットを検索していた際 ボアアップ済マグナ50エンジンがヤフオクに出品されていまして よく見るとキックペダルが付いています!
始動確認済との事でオーナー様との協議の結果 このエンジンに換装との結論に達し 早速購入 年末の31日無事換装!と相成りました
積み替え作業は順調に進み キャブまで取り付け 早速エンジンの火入れ! あっけなくエンジン始動!
では 軽く試乗でもしてみようとの事で クラッチを握り ギアを1速に…
プスン…
クラッチが切れません…
調整しても 全く埒が明きませんので オイルを抜いて クラッチカバーを外してみます
カラン
何か折れた部品…
何とクラッチを押す テコの支点となるカムの軸受けが折れています…
これではクラッチが切れるはずもありません
流石に12/31でしたので 今回の作業はここまでにして 残りの作業は年明けに となりました
年明け 早速クラッチカバーを仕入れ ついでにクラッチも現状の強化クラッチを移設しようと思いまして 分解してみると…
何と純正強化のクラッチ板1枚より更に強化のクラッチ板3枚の物が組み込まれていました! これは明らかにこっちの部品を使った方が良いようです
確かにこのエンジン 吸気ポートは拡大されていますし マニホールドはキタコ製のが付いていまして 排気量は不明なんですが ただならぬ気配を感じていました
全てを組み込み 先ずは純正のキャブ(と言ってもカブ50のキャブです…)でエンジン始動!普通に走れますが スローが薄く 大したパワーも出ていない感じです カブのキャブは スロー調整が出来ない構造になっていて ニードルで濃いめにはしていますが このままだと最悪 エンジンブローの危険もあります
折角のデカポートなんですし 純正キャブでは純正のマニホールドしか使えませんし この際と言う事で レーシングキャブ取り付けまでやってみました
使用するキャブは ミクニのVM22 このキャブは当初うちのシャリー君でも使っていまして セッテイングが出しやすく 価格もリーズナブルで気に入っていました 難点はスロー調整のスクリューがキャブの下側についていて いちいちキャブを取り外さないと調整出来ない点です しかし おおむね110cc位までのエンジンにはベストマッチのサイズですので 今回こちらを購入してみました
キットに入っていたマニホールドは いかにも安っぽい造りで 2次エア吸い込みの危険もありましたので キタコのマニを使い 先ずは吊るしの状態(スロー1.5回転戻し)で組み上げ エンジン始動!

圧縮比が上がった場合キック取り付けは必須の様です
問題無く掛かりましたが アクセルの付きが悪く 下で薄い様です
スローの戻しを1回転にしてみますと 若干アイドリングで排気が臭いので 少し濃い様です
間をとって1.25戻しで 先ずは試乗です

ミクニのVM22です 本当に懐の広いキャブです
うちのシャリー君程ではありませんが 十分のトルクに 流石HONDA製のエンジンですので 振動は穏やかです
これまでのマグナ君の5割増し位のパワーが出ています
キャブに関しましても ジェット類の交換の必要は無さそうで このままでアバウトなセッティングは出ている様です
クラッチも全く滑りは感じられなくなり いかにも 走ります! ムード プンプンになりました
ただ パワーが余りにも上がったお陰で ギア比が 合わなくなりましたので フロントスプロケットを13丁から15丁へ…
少々難儀しましたが これにて完成となりました
折角なんで あちこちを磨き上げ 二十歳のお嬢さん へ納車となりました(依頼人は彼女の父親…)

過去の苦労が懐かしく思えます
途中 ギックリ腰に見舞われ3日程寝込んでしまいましたが 出来上がりには大満足の年始となりました
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